副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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フランチャイズは本当に儲かるのか?

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コロナ過による影響を受け、何か別事業を考えようとフランチャイズビジネスにたどり着いた方も多くいることでしょう。
業界に身を置く自分からすると、確かに選び方さえ間違わなければ
「手堅いビジネス」と言えるのだと思います。
たった数ヶ月で初期投資を回収されているオーナーも大勢見てきました。
(自分もやろうかなと思ったこともあったり。笑)

しかしながら、中には甘い言葉に誘われて加盟した結果、不本意な結果に終わってしまう方がいるのも事実です。
今回は某フランチャイズ本部にて現場のSVを統括する立場の私が
現場よりの視点で少しお伝えできることを書いてみようと思います。

まずは良質の本部を見抜くことから始める

何を持って「良質」と判断するかというのは賛否両論あるかと思いますが、
良い事ばかり言っている本部は避けた方が無難です。
なぜなら数字を取る事だけに必死で、後先考えない営業スタイルだからです。
これは業界問わずですが、デキる営業マンは良い意味で「営業」をしないものです。メリット、デメリットについても事実ベースの共有を行い、最終的な意思確認もじっくりと考えてから回答が出せるように配慮します。
(間違っても回答を急がせるようなアプローチなどはしません)

最後までやり抜くという覚悟があるか

私の経験上、苦戦をされる加盟店オーナーには一定の共通点があると感じています。
それは「0から1を生み出す」ことが苦手な事。
ひらたく言えば、新しいことを考えるのが苦手な人です。
近年、本当に多くの方からフランチャイズ業界は注目を浴びています。
半面、それと同じくらい良くない評判が聞こえてくるのも事実です。

急成長を遂げる業界は弱肉強食であり、まったなしです。
そんな中でも競合他社と戦っていく為には
「考えて、悩みぬいて、自ら意思決定していく」ことが本当に重要です。
他社と同じようなことをしていれば埋もれてしまうのです。
時には後ろ指さされるような、突拍子もない試みが常識を作り、差別化につながっていきます。

どんな業態でも現場は本当に泥臭い仕事が待ち受けています。
この事だけは忘れずに認識をしておくと、加盟後のギャップも少なくすることができることでしょう。
今回はちょっと感情が入りすぎてしまいましたが、これからもご縁のあった加盟店オーナーには全力で支援をしていこうと思っています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。