副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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フランチャイズにおける理想のSV像

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スーパーバイザーという言葉を聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?

コールセンターをはじめとして、コンビニや飲食店など様々な業種で聞かれる言葉です。簡単に言ってしまえば「管理者」「監督者」の事です。
ただし、どこまで管理・監督をするのか?どういう視点で管理・監督するのか?ここの違いで全く違ったアプローチになります。

 

一般的な「直営店管理」とは違う

フランチャイズというその仕組上、本部と加盟店という関係性があります。
立場的にどちらが上ということではなく、互いが強力しあってWinWinの関係性に近づけなければいけません。
直営店管理の場合は本部(本社)が主導となり管理します。その管理は細部まで及び、半ば監視に近いものになることがほとんどです。
フライチャイズ本部の場合、加盟店の管理については、運営に関して大枠の把握に努めますが、あからさまに逸脱した行為がなければ加盟店に委ねる場合が多いです。加盟店にはオーナーが存在し、オーナーが経営しているからです。その為、加盟店オーナーには1日でも早く「自走」していただくことが現場のSVにとって最大のミッションであり、もっとも注力すべきタスクです。

「論理的思考」より「思いやり」

今のチームメンバーは自分を含めて少数精鋭の部隊です。
おそらく他のFC本部SVと比較しても我々の生産性以上のメンバーは存在しないでしょう。そのくらい、メンバー個々に秀でた能力があり、チームとしても習熟しつつあります。
(仕事が趣味だと言い切るメンバーが多いのは少し考えものですが笑)

我々のチームは「論破」より「ヒアリング」を。「叱る」ことより「褒める」ことを重点におきます。この辺りは賛否両論あるかとは思いますが、
可能な限り苦楽を共にし、耳を傾け、困った時には全力でサポートするためには「どこまでも寄り添う」気持ちが必要不可欠だからです。

100%すべての案件を解決できるわけではありませんが、
「業界で唯一無二の思いやりにあふれたSVチーム」というのも悪くないと思っています。データやロジックも大切ですが、1人の人間として忘れちゃいけないものは今後も徹底的にこだわっていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。