副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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「人材」は「人財」

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近年、人材については究極の「売り手市場」と言われています。
簡単に言えば、働く側が仕事を選ぶ時代で、採用側が選ばれるようなイメージです。
私がいるフランチャイズ業界も同様で、特に加盟店オーナーは自店の人材確保に四苦八苦されているところが多くあります。

トップダウンは昭和の産物に

一昔前は、本人に「悔しい」と感じされる事で奮起を促し心に火をつけるような教育が当たり前でしたが、近年は〇〇ハラスメントという言葉が流行り、安易に厳しい発言も出来なくなりました。
今の時代は、所謂、「ゆとり世代」「草食系」なんて呼ばれる人材を
どう採用・教育して伸ばしていくか?ここが大きなポイントになってきています。
ちょっとでも上から目線で発言をすれば、「合わないので退職します」という言葉が待ち受けています。
「辞められたら困るから強く言えない」という考えを持つオーナーが
年々増えているのも事実です。

コミュケーションの良し悪しは「受け手」が決める

良く加盟店オーナーとの間で「従業員さんとの関係性」を尋ねる場面があります。回答としては決まって「大丈夫です」「良い関係ですよ」と返ってきます。
ただ、実際に我々が間に入って従業員さんにヒアリングを行うと
まぁ色々な話が聞こえてくるわけです(笑)

何が言いたいのかというと、実は会話が出来ていると思っていても、全くできていない、もしくは勘違いをしてしまっているケースが本当に多いということです。
特にコミュケーションというのは話し手ではなく、受け手側が判断するもので、ここの認識を間違うと、簡単に「そんなつもりではなかった」なんてことになります。

私の経験上、店舗における人間関係の9割以上は従業員さんとの意思疎通ができていないことに紐づいています。
時にはプライベートの話に相談に応じたり、日々の業務に関するモチベーションを確認するなど、細かいフォローを徹底していく事が必要不可欠です。
(頭で理解していても行動に移せない人がほとんど)

どんなビジネスでも「人」が変われば何かが変化します。
みなさんの大切な人財、手放さないようにきちんとケアしていきましょう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。