店舗型経営における従業員マネジメント
「実は〇月いっぱいで退職しようと思っています」
「オーナーと合わず精神的に厳しいです」
「何のために仕事をしているかわからなくなりました」
上記に上げた言葉は日々、フランチャイジーの従業員さんから相談を受ける内容の一部です。
これを聞いた加盟店オーナーは口を揃えてこう言います。
「特に変わった様子はなかったんですが。。」
そもそも変わった様子を露骨に見せる従業員なんていないでしょう。
少しでも悩んでいる様子を見せずに、いずれ訪れる我慢の限界を待っているだけです。
それに気づかず、「自分はきちんと教育が出来ている」と自負するオーナーは少なくありありません。これは、店舗型ビジネスにおける共通の落とし穴と言えるでしょう。
私が多くの店舗を見てきた印象でいえば、指導する側の目線が”高すぎる”という点があげられます。
これは恐らくプライドが邪魔をしているんだと思います。
「私はオーナーだ」
「私はリーダーだ」
「私は先輩だ」
こんな考えが通用する時代はとっくに終わりを告げています。
独裁者にでもなりたいのであれば、1人でやるしかありません。もう古いです。
今の時代はどんなに優秀でも、劣っていても、その人材をどう伸ばし、
店舗で成長してもらうか。ここが最大の鍵となっています。
コロナ過において、人材市場に流れる人のステータスはそこまで高くありません。
ハイステータスの人は当然の様に正社員として勤めているか、独立しているからです。
それでも売上を作るには人が必要です。
人が変われば売上も当然変わります。
口先だけのコミュニケーションでなく、
本当に気遣い、思いやるコミュニケーションが今の時代は求められています。
違う言い方をすれば、1つ間違った言葉遣いをすれば、簡単に破綻するということです。
フランチャイジーに求められるマネジメントスキルは年々高まるばかりです。
みなさんの大切な従業員です。今日あった出来事に対して必ず確認をしてあげてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
※ご質問・相談などありましたらTwitterフォロー後、DMよりお問い合わせください。
フォローだけでも泣いて喜びます。