言葉の引き出し②
今回は言葉の引き出しシリーズの②です。
私が日頃から何気なく使っている言葉ですが、前回の①と同じように使い勝手良く、自分の発言内容も整理しやすいキーワードです。
今回も3つご紹介します。
よければ取り入れて見たくださいね♪
では早速いきます。
1.それで(その点で)言うと
2.ことばを選ばず言えば
3.これは私の考えですが
それぞれ補足していきます。
1.それで(その点で)言うと
何かのやり取りにおいて、小出しに質問を受ける場面で良く使います。
話し手に対して、「その問いに対する回答は○○ですよ」というニュアンスを持たせるイメージですね。
これは、実際に使ってみると分かるのですが、自分が今から発言しようとしている内容も同時に整理できるのがメリットかなと感じます。
「あれ?何について回答しようとしたんだっけ?」的なことが無くなります。
特に焦って回答する必要ないので、このキーワードを使って1つ1つ回答してあげれば良いかなと思います。
2.ことばを選ばず言えば
実は結構便利なキーワードです。
最大のメリットは「辛辣な言葉を直球でぶつけられる」ことですね。
似ているキーワードで「良い方は悪くなりますけど」なんて言葉も良いと思います。
フランチャイズ業界のスーパーバイザーとして業務をしていると、時として加盟店に対して厳しい言葉を使わなければならない場面があります。
当然、何も考えず感情的に直球でぶつければ関係性を壊すだけです。
伝えたい内容を厳しく、直球で端的に伝えるには便利なキーワードなのです。
「言葉を選ばず言えば今の状況は○○ですよ」
例えば上記のような感じです。
○○には様々なワードを入れることが出来ると思います。
”言葉を選ばず言えば”という前置きがあるので、これがクッションとなり、
受け手も「きちんとそれを理解した上で発言するんだな」という準備ができます。
SVは「良い人」になればいいのではなく、「信頼される人」になる必要があります。
時には憎まれ役を買い、加盟店支援の為に黒子に徹する必要もあるのです。
3.これは私の考えですが
シンプルですが、意外と使われていそうで使っている人は少ない印象です。
このキーワードを前置きすることで、一般論ではなく、”個人の考え”だということを受け手に伝えることができます。
似たような言葉だと、”自論”とか”主観”とかは近しいイメージですね。
ただそれだと少し硬いので、”私の考え”という言葉をチョイスし、柔らかくすることで伝わりやすくしています。
ちゃんと、自身の考えも持っていますよというアピールにもなりますし、
使う場面を選べば「提案」に見せることも可能です。
便利なキーワードで、且つ”デキる人”に見えるのでぜひ、取り入れてみてくださいね♪
次回の言葉引き出し③もお楽しみに。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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