副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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FCスーパーバイザーに求められる“叱る”力

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フランチャイズ本部に身を置き、GMとしてポジションを担いながら1人のSVとしても加盟店を支援していますが、当然、そのすべてが順調という訳ではありません。

 

時には正面から意見が食い違い、言い合いになるような時もあります。

本部として正しく支援するには、正しい知識を得て、正しい行動をしてもらわねばならず

内容次第は是正をしなければいけない状況もあります。

 

ただ、近年の人材を大枠で見ていると、そもそも時代の流れもある為か、

人の顔色を伺うばかりで、「言いづらいことを言えない」人が多くみられるような気がしています。

 

SVとして「良い人に」なろうとすれば、それは簡単なことです。

良い顔していい事ばかり並べておけば良い訳ですからね。

 

反対に真の意味で「信頼」を得るには、例え相手側には厳しい内容でも適切な言葉を用いて伝えていかなければなりません。

 

そういった意味では、何かをマネージする側は、良い意味で「憎まれ役」を買う必要があり、その真意が伝わり切るまで忍耐強くアプローチし続ける事が必要になります。

 

下記は一般的な組織におけるイメージです。

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出典:手ごわい部下が素直に受け入れる、性格4タイプごとに効く叱り方

 

図をみてもらうとわかる通り、“何か”を指摘するときには頭ごなしに伝えると、良い結果になりませんよね。

そんな時は、その状況から起こりえる“悪影響”を相手に考えさせるようにするのが効果的です。

 

要は「受け手の立場」で考えてもらう訳です。

 

このアプローチが癖づいてくると、ちょっと癖のある発言をされても、その発言に対して相手に突き戻す手法が身に尽きます。

 

相手に考えさせ、答えを出させることで、言い逃れができないようにするわけです。

文章にすると言葉が少しきつい印象になりますが、“きちんと考えてもらう”ことは加盟店を守るためにも必須の能力です。

 

感情的に相手に言葉をぶつけるのは誰にでもできることです。

そうではなく、一呼吸おいて、冷静に起こりえるリスクを伝えながら、改善を促すアプローチはコンプライアンスが厳しくなっている現代において、とても効果的な手法なのです。

 

言いづらい内容も、相手を可能な限り不快にせず腑に落とすこと。

これは私自身も常に磨き続けているポイントです。

 

ではでは。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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