副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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SVに必要なクレーム応対スキル①

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フランチャイズ業界に限ったことではないですが、ビジネスにおいては避けて通れない顧客トラブル。その内容は小さなものから、会社を巻き込む大きなものまで様々です。

 

加盟店を支援する立場のスーパーバイザーは、こういったトラブル案件に関しても

冷静に且つ、適切なアドバイスを行わなければなりません。

 

スーパーバイザーが実際に顧客と対面し直接謝罪するケースというのは、ごく稀な場合でしょう。そのほとんどは加盟店オーナーや従業員が対応することになります。

 

スーパーバイザーとして大前提として認識しておかなければいけない点があります。

 

それはクレーム関する構造(メカニズム)です。

下図を見てください。

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出典:二次クレーム応対のプロセス

 

上にいけば満足度が、下にいけば不満度が高まることを示しています。

図をみてもらうとわかる通り、顧客クレームは「ある一定の流れ」があります。

その流れの然るべきタイミングに適切な「提案」がされることで、顧客の感情は上向いてくることがわかります。

このクレームのメカニズムをきちんと理解をしていれば、適切なタイミングで提案をできるようになります。

 

私の経験上では、クレームを言ってくるお客様ほど、人や店舗のファンであることが多いです。

 

要は足りないところを“タダ”で教えてくれているんです。

 

そういったクレームを、あからさまに嫌そうに対応するのと、真摯に向き合い改善アプローチへ向かうのとでは、天と地ほどの差が生まれます。

 

良い対応ができれば、また次も利用してもらえますし、店舗もより進化させることができます。

 

補足をしておくと、「クレーマー」と呼ばれる一部の人はその限りではありません。

無理難題、支離滅裂、迷惑行為などこういった人の場合は、警察や弁護士など然るべき人に相談を行うようにしましょう。

 

とある昔の人事部長が「クレームはヒントの宝箱だから必ず向き合え」と言っていたことがありました。

 

社会経験を重ね、年齢を重ねた今は、ようやくその“根っこ”の部分の意味が理解できるようになりました。

 

若い時は血気盛んで、受け入れがたい面もありますが、何事も捉え方次第。

ポジティブに捉え、自身の成長に繋げていきたいですね。

 

ではでは。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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