副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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仮説検証① FC本部におけるスーパーバイザーの必要性

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フランチャイズ本部あるところにSVあり。

 

本当にそうなのかは定かではありませんが、「SVをどうしよう」と悩んでいる本部も意外と多いのではないでしょうか。

 

今回は“そもそも論”として「FC本部にSVは必要なのか?」という点について

私が勝手に仮説を立て、検証してみたいと思います。

 

では早速。

 

まず、今回は「FC本部にSVを置かないリスク」を考えてみます。

それに伴い、考えられる課題を整理していきます。

 

・加盟店への初期教育

・加盟店へのサポート体制

 

ん?意外とこんなもんですかね?もっとあるかと思いましたが。笑

 

おそらく「サポート」というところが細かく分解できそうな気はしますね。

 

ではこのサポートの中身を考えてみます。

 

・オープン準備支援

・施策共有

・改善提案

・運営に関する相談

・情報共有

・数値分析

 

大枠としてはこのあたりに集約されるかなと思います。

 

書き出し見ると、「絶対にSVが必要」と言える項目は無さそうですね。

とは言え、オーナー自らが1人で抱えるには大変そうです。

 

今の時代、ITの力を借りれば、情報を得るツールはいくらでもあります。

SNSなどは最たる例ですね。

 

ただし、ITにアレルギーを持っている人もいるでしょう。

若い人であれば、すぐに順応できると思いますが、年配の方であれば、その限りではありません。

 

とすると、SVの存在意義はこのあたりに見出せそうです。

言うなれば、IT化では補えない、“人間らしさ”のような領域でしょうか。

 

少し抽象的なフレーズですが、とても大切なポイントですね。

 

とは言え、パフォーマンスが低いSVを用意するぐらいなら、良いツールにコストをかけた方が効率的でしょう。

 

そういった意味おいては、各業態毎にSVの必要性というのは変わってくるのかもしれませんね。

 

過去のデータでは人間は到底かなうはずもありません。

ただ、相手の感情を汲み取りながら、未来を予測する。

この領域は今のITでは不可能な領域です。

 

この領域を追求し続けることが、SVが生き残る唯一の方法なのかもしれません。

 

IT化が加速し、人間関係が希薄すると言われる現代において、

少しでも“人間らしさ”を強みにできるビジネスパーソンでありたいと思います。

 

ではでは。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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