仮説検証① FC本部におけるスーパーバイザーの必要性
フランチャイズ本部あるところにSVあり。
本当にそうなのかは定かではありませんが、「SVをどうしよう」と悩んでいる本部も意外と多いのではないでしょうか。
今回は“そもそも論”として「FC本部にSVは必要なのか?」という点について
私が勝手に仮説を立て、検証してみたいと思います。
では早速。
まず、今回は「FC本部にSVを置かないリスク」を考えてみます。
それに伴い、考えられる課題を整理していきます。
・加盟店への初期教育
・加盟店へのサポート体制
ん?意外とこんなもんですかね?もっとあるかと思いましたが。笑
おそらく「サポート」というところが細かく分解できそうな気はしますね。
ではこのサポートの中身を考えてみます。
・オープン準備支援
・施策共有
・改善提案
・運営に関する相談
・情報共有
・数値分析
大枠としてはこのあたりに集約されるかなと思います。
書き出し見ると、「絶対にSVが必要」と言える項目は無さそうですね。
とは言え、オーナー自らが1人で抱えるには大変そうです。
今の時代、ITの力を借りれば、情報を得るツールはいくらでもあります。
SNSなどは最たる例ですね。
ただし、ITにアレルギーを持っている人もいるでしょう。
若い人であれば、すぐに順応できると思いますが、年配の方であれば、その限りではありません。
とすると、SVの存在意義はこのあたりに見出せそうです。
言うなれば、IT化では補えない、“人間らしさ”のような領域でしょうか。
少し抽象的なフレーズですが、とても大切なポイントですね。
とは言え、パフォーマンスが低いSVを用意するぐらいなら、良いツールにコストをかけた方が効率的でしょう。
そういった意味おいては、各業態毎にSVの必要性というのは変わってくるのかもしれませんね。
過去のデータでは人間は到底かなうはずもありません。
ただ、相手の感情を汲み取りながら、未来を予測する。
この領域は今のITでは不可能な領域です。
この領域を追求し続けることが、SVが生き残る唯一の方法なのかもしれません。
IT化が加速し、人間関係が希薄すると言われる現代において、
少しでも“人間らしさ”を強みにできるビジネスパーソンでありたいと思います。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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