店舗型ビジネスに携わっていると避けては通れない、集客課題。
ひとたび、不振状況を招くと、その改善はそう簡単ではありません。
今回はFC本部のSVチームを牽引する自身の目線でその改善に迫ってみたいと思います。
とは言え、記事を見て売上が回復するなら苦労はないですよね。
なので、ここでは少しでも気づきが得られるような内容に纏めてみようと思います。
では早速。
まず、不振に陥る考える状況を整理してみます。
・立地の選定ミス
・販促不足
・人員、教育不足
・資金不足
・計画不足
大枠としてはこのあたりに集約されてくるかと思います。
・立地の選定ミス
そもそも論になりますが、あからさまに立地をミスしてしまうと、立て直しを図るより、移転をした方が結果的にコストが安くなるケースもあります。
毎月かかるランニングコストや解約金等を良く確認し、早めの判断をする必要があります。
一番避けたいのは「延命」にしかならない状況です。
これは経営者にとっても、従業員にとっても不幸でしかありません。
引くと判断するのであれば、早めの判断をするのが得策です。
反対に、立地に関して悪くないと思える状況であれば、人の導線を見直しましょう。
車の流れ、人の動き、生活サイクル。どの立地はどの時間帯に、どう人が動くのか。
また、外への露出はできているか?できていないとすればどうするか?
この辺りの見直しを行っていくのが、改善の近道となります。
・販促不足
ここでの販促とは、所謂、広告です。
使える予算内で、効率の良い広告を実施しなければいけません。
注意点としては、「競合店を良く知る事」です。
ありがちなパターンとしては、同業他社と同じような広告を実施しているケースです。
不振状況であればあるほど、お客様を呼ばないといけない状況ですから、圧倒的な差別化を図らないといけません。同業他社が実施していないこと、嫌がることを積極的に打ち出していくようにしましょう。
・人員、教育不足
後にも先にも売上は「人」が作ります。
人材は人財という言葉もあるように、計画的に整えなければいけません。
退職理由の上位に必ず入るのが「将来の不安」です。
「夢を描けず、何のために働いているのか分からなくなった」と離職していく人は本当に多くいます。
今の時代は大手企業だから安泰という時代ではありません。
どんな小規模の企業でも、本人たちのやる気1つで結果は変わってきます。
経営者の方は、常に壮大なビジョンを描き、従業員をわくわくさせてあげるようにしましょう。
・資金不足
勢いにまかせて起業したものの、どんぶり勘定で首がつまる経営者の方も多くいます。
管理ができないと、ある一定のところまではごまかせても、それ以上に大きくなることはできないでしょう。
このあたりは起業する前段階の問題で、自己管理の一環ともいえる領域です。
自分に妥協せず、細かい管理を行うようにしましょう。
・計画不足
全ての物事は計画を持って進めるべきです。
当然、計画通りいくことはほとんどありません。だからこそ修正できるように計画が必要なのです。
ノープランで事業を進めるのは、裸で戦地に行くのと同じでしょう。
仮説ベースで良いので、達成度に合わせたプランABCは用意しておくようにしましょう。
店舗型ビジネスにおける成功事例の共通点は「特化した武器」をもっていることです。
それは、ソフト面、ハード面など様々ですが、違う言い方をすれば、何の個性もない店舗になってしまうと、たちまち“景色”と化してしまうことになります。
年間、何百・何千という店舗がオープンし、同じくらい閉店しています。
弱肉強食の時代を勝ち残るためにも、自分に甘えずこだわり抜かれることをお勧めいたいます。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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