窮地に立った時こそ、人が輝くとき
人間、誰しも上手くいかない時、ネガティブな思考になり、後ろ向きな発言が多くなったりします。
不思議なもので、そんな時こそその人の本来の姿が垣間見えたりします。
気持ちはわかります。
ただ、“上手くいかない”と愚痴をこぼして何かが前進するかといったら、何も進みません。
むしろ、自分で自分を擁護し、ますます思考停止に追い込まれるでしょう。
千里の道も一歩から
どんな時でも、苦難というものは突然やってくるものです。
そんな苦難ですら、時に楽しみながら、自分の肥やしとしながら進む人は自然と強くなっていきます。
「命までは取られない」
これは自分がまだ社会人駆け出しの頃に、当時の人事部長によく言われた言葉です。
「そりゃそうだけど」と言いたくなりますが、今、振り返ってみると不思議と勇気づけられるフレーズだったりします。
当時の自分は恐らく真剣に受けとめていなかったと思います。
要は「本気」で取り組んでいなかったということでしょう。
過去にお世話になったコンサルティング会社では「死ぬ気でやってんのかよ」なんて良く言われました。
見ている視点、意識の違いだけで、こうも発するニュアンスが変わるのだと反省したものです。
もちろん、言い方の問題はありますけどね。笑
本当に窮地に立たされた時、その状況を打開しようと動く人、
反対に愚痴だけで全く動けない人では、その後の結果が全く変わってきます。
1日1歩ずつでも、どんな小さい事でも、昨日より1歩前に進むことができれば、
あとは積み重ねです。
これは「人」だからこそできることです。
来る日も、来る日も、同じことの繰り返しで、気が付けば年齢を重ねやりたいこともできずに老後を迎える。
それでは一度限りの人生がもったいないですよね。
逆境をプラスに変えていくプロセスはまさに“人が輝けるとき”だと自分は感じています。
どんな経験でも無駄になる経験はないハズです。
それを財産だと認識をしたとき、自分の行動にも変化が生まれてくるでしょう。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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