副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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「実務型」より「提案型」

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日々、クライアントとのやり取りにおいては様々な内容があります。

当然、そういった相談に対して一定レベルの回答をする訳ですが、

 

売上不振

集客施策

人材関連

演出関連

その他

 

ご覧いただいて分かる通り、「これが正解」という回答は導けない訳です。

結論からすれば、実践・検証をしてみないと不透明な内容ばかりです。

 

一定の管理職以上になってくると、このような類の相談案件は必然と多くなってくるでしょう。

恐らく10人いれば半数以上は“真剣”に答えようをすると思います。

 

当然、ドが付くほど真面目に回答をすることは悪い事ではないのですが、

 

先ほど述べたように、“これが正解”という答えはないハズなのです。

 

ではどうするべきなのか?

自身の経験値から辿り着いているポイントがいくつかあります。

 

  • 受け手が仮説を立てる
  • 相談者自身に仮説を立ててもらう
  • 相談者に考えてもらう

 

1つ目の「受け手が仮説を立てる」というのはそのままです。

相談内容を受け、整理し、「これをやれば成功するであろう」という仮説を立てます。

その上で、簡単な資料と共に相談者に提案してあげる訳です。

 

2つ目も仮説を立てることに変わりはないのですが、こちらの場合は相談者自身に仮説を立ててもらいます。

具体的には相談内容を受けた後に、「ちなみに現状考えらえる施策ってありますか?」

「あれば、それを実施すると得られる成果のイメージって沸きます?」

 

こんな形で会話を進めます。

 

3つ目の「相談者に考えてもらう」というのは少し冷たい印象ですが、これは今後のやり取りをスマートにするためにも大切なことです。

受け手が一番困るのは“ノープランでの相談”です。

こういった相談は、安易な回答をすると返ってこちらに火種が降りかかったりします。

なので、シンプルに「まずはご自身のお考えをお聞かせください」みたいな感じで、

自発性を促してあげるのです。

 

ここに挙げた例はほんの一部ですが、プレイヤーから頭1つ抜け出すには必須のスキルです。

 

その位、大多数の人が右から左へ、指示されたことだけをこなし、仕事をしている気になっています。

 

そうではなく、「誰からも言われていないこと」や「答えがない領域」に自ら積極的に取り組み、失敗を繰り返しながら成果へ繋げる。これこそが自身のキャリアを広げる間違いない方法です。

 

当然、簡単ではありません。

だからこそ、差別化になるし、目立つし、アピールも出来る訳です。

 

人が嫌がる事、めんどうくさがること、目を背けたくなる事象に対し、

積極的に他者を巻き込み解決できるのであれば、一流のビジネスパーソンの仲間入りでしょう。

 

“自分が手を動かす”のではなく、納得の上で“受け手に手を動かしてもらう”こと

 

これがスキルとして身に付いた時、きっと自身の視野が広がることを実感することができるでしょう。

 

実務より提案。

 

ぜひ、追求してみてくださいね♪

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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