フランチャイズの“デメリット”を考える
先日、目が止まったとある記事。
その記事内ではフランチャイズのメリット・デメリットについて書かれていました。
フランチャイズのメリットに関しては、ある程度イメージできる人もいるのではないかなと思います。
その一方で“デメリット”に関しては加盟を検討する上でリサーチしている人も多いのではないでしょうか。
今回は実際に本記事内で書かれていた“5つのデメリット”について、
フランチャイズ本部目線、自身の実体験から所感を述べてみようと思います。
では早速。
- ロイヤリティの支払いがある
フランチャイズという仕組上、避けては通れない契約事項の1つですね。
金額は固定の場合もあれば、売上に応じた変動制の場合もあります。
結論からすれば、ロイヤリティをデメリットとして検討している時点で、フランチャイズでの参入は避けるべきです。その位の覚悟は必要です。
本部からの“支援体制”というのは様々なので、“使用料”もしくは“看板料”として割り切って認識されることをお勧めいたします。
- 外部要因に影響される
良く加盟段階で“ブルーオーシャン”というキーワードを使われる方が多いですが、
そもそも、競合が不在の商圏というのは水物であり、いつ何時、何が起こるか分からない訳です。
戦略として否定はしませんが、「敵が入ってきたら文句を言うだけ」みたいな姿勢で会った場合、まず成功はしません。
どんな状況下においても、自身のビジョンを貫き、オンリーワンで差別化を追求し続けてこそ、活路を見出せます。これはどんな業種でも同じことです。
- マニュアル通りの運営が求められる
コンセプトから逸脱した行為は当然NGですね。
ただ、自由度が高いフランチャイズがあるのも事実です。
ある程度は加盟検討の段階で見極めることが可能なので、良い点ばかり聞き入れるのではなく、悪い点も細かく確認しておくのが〇です。
- ブランドが傷ついた時のリスクがある
同じ屋号であれば近隣店舗への配慮をするのが当然のことです。
“自分さえ儲かれば良い”という考えであれば、いずれトラブルとなることでしょう。
調和を考慮できる方であれば、これはデメリットには感じないハズです。
- 契約終了後、同業種で出店できないケースもある
情報漏洩の観点から厳しく契約で縛っているケースが多いです。
安易な行動を取る事で、多額の損害賠償請求をされることも起こりえるため、
契約書内容は熟読しておくようにしましょう。
何事もそうですが、“考え方次第”で目の前の景色は大きく変化するものです。
なにか自身にとって不都合に感じることがあれば、「どうしたら不都合ではなくなるか?」という点にフォーカスするべきでしょう。
マイナスに見えることも捉え方次第でプラスに変えられる。
フランチャイズはそんな“インパクト”を持っている仕組みだと思います。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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