副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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フランチャイズの“デメリット”を考える

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先日、目が止まったとある記事。

 

その記事内ではフランチャイズのメリット・デメリットについて書かれていました。

フランチャイズのメリットに関しては、ある程度イメージできる人もいるのではないかなと思います。

 

その一方で“デメリット”に関しては加盟を検討する上でリサーチしている人も多いのではないでしょうか。

 

今回は実際に本記事内で書かれていた“5つのデメリット”について、

フランチャイズ本部目線、自身の実体験から所感を述べてみようと思います。

 

では早速。

 

  • ロイヤリティの支払いがある

フランチャイズという仕組上、避けては通れない契約事項の1つですね。

金額は固定の場合もあれば、売上に応じた変動制の場合もあります。

結論からすれば、ロイヤリティをデメリットとして検討している時点で、フランチャイズでの参入は避けるべきです。その位の覚悟は必要です。

本部からの“支援体制”というのは様々なので、“使用料”もしくは“看板料”として割り切って認識されることをお勧めいたします。

 

  • 外部要因に影響される

良く加盟段階で“ブルーオーシャン”というキーワードを使われる方が多いですが、

そもそも、競合が不在の商圏というのは水物であり、いつ何時、何が起こるか分からない訳です。

戦略として否定はしませんが、「敵が入ってきたら文句を言うだけ」みたいな姿勢で会った場合、まず成功はしません。

どんな状況下においても、自身のビジョンを貫き、オンリーワンで差別化を追求し続けてこそ、活路を見出せます。これはどんな業種でも同じことです。

 

  • マニュアル通りの運営が求められる

コンセプトから逸脱した行為は当然NGですね。

ただ、自由度が高いフランチャイズがあるのも事実です。

ある程度は加盟検討の段階で見極めることが可能なので、良い点ばかり聞き入れるのではなく、悪い点も細かく確認しておくのが〇です。

 

  • ブランドが傷ついた時のリスクがある

同じ屋号であれば近隣店舗への配慮をするのが当然のことです。

“自分さえ儲かれば良い”という考えであれば、いずれトラブルとなることでしょう。

調和を考慮できる方であれば、これはデメリットには感じないハズです。

 

  • 契約終了後、同業種で出店できないケースもある

情報漏洩の観点から厳しく契約で縛っているケースが多いです。

安易な行動を取る事で、多額の損害賠償請求をされることも起こりえるため、

契約書内容は熟読しておくようにしましょう。

 

何事もそうですが、“考え方次第”で目の前の景色は大きく変化するものです。

なにか自身にとって不都合に感じることがあれば、「どうしたら不都合ではなくなるか?」という点にフォーカスするべきでしょう。

 

マイナスに見えることも捉え方次第でプラスに変えられる。

 

フランチャイズはそんな“インパクト”を持っている仕組みだと思います。

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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