フランチャイズ本部とスーパーバイザー
”FC本部におけるSV”というテーマでは度々、当ブログにおいても取り上げてきていますが、今回も少しこのお題で書いてみようと思います。
と、言うのもこれは私個人としての”感覚”なのですが、「スーパーバイザー」という言葉がどうも1人歩きをしているように思えてならないのです。
そう。そんな立派なものでは決してありません。
みなさんは「スーパーバイザー」という言葉から何を連想されるでしょうか?
指導役?
改善役?
御用聞き?
それとももっと他の何かでしょうか。
結論から延べれば、どれも該当することになるのだと思います。
ただ、いずれの項目においても「人」の要素に紐づくことが多いことから、
実際の業務としては本当に泥臭いことがほとんどです。
ちょっとでも認識を間違えば、上から目線となり、気遣い・配慮を忘れ、
加盟店との距離も一気に離れることになるでしょう。
このあたりは”言語化”するのも非常に難しい領域です。
私も数名のSVチームを牽引していた立場でしたから、様々な局面を見てきました。
良いことも、良くないことも常に「人」が起因となることばかりです。
スーパーバイザーの必要有無は様々な意見があるでしょう。
当然、SV不在ですべてが円滑に進むであるのであればそれが理想だと思います。
フランチャイズ本部に起こりがちなケースとして、広げたはいいけれども、
加盟店を含めた統制が全く取れておらず、”本部”機能が停止してしまっていること。
これはある一定のラインを越えてしまうと、改善するにも相当な時間・労力を必要とします。
そうならないようにできる限り早い段階で、SV適正を備えた人材を確保しておいた方が後々、本部の運営も楽になっていくことでしょう。
SVはその性質上、誰にでもできるポジションだとは決して思いませんが、相手のことを思い、配慮できる人材であれば可能性はあると思います。
違う言い方をすると、高学歴で数字分析に長けているだけでは勤まらないともいえます。
どんな場面においても、受け手を尊重し、言葉を選び対話ができる人材というのは
意外と少ないのです。
「私は大丈夫」だと思った人。本当に大丈夫でしょうか?
コミュニケーションの良し悪しは「受け手」が判断するものです。
だからこそ難易度も高く、このスーパーバイザーというポジションは
本部にとっても加盟店にとっても重要なのです。
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ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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