最近、フランチャイズ関連の記事を眺めていると、
度々目にする「雇われない働き方」というフレーズ。
確かにフランチャイズという仕組みを利用すれば、
比較的簡単に経営者になることができるでしょう。
ただし、その考え方で独立して果たして正解なのか?という点でみた場合、
私個人としてはかなりのリスクがあると思っています。
これは、フランチャイザー、すなわちFC本部の社長さんには
良く認識をしておいて欲しいと思う点なのですが、
そもそも、社会に出て、会社員という”組織”に順応することができず、
半ば逃げるように企業を避け、さらには0→1で作ることも考えず、
”楽して稼ぎたい”という考えのもと、フランチャイズに加盟しようとする人も多くいます。
その背景の1つにあるのが、こういった間違った認識を生んでしまう
キャッチフレーズだと私は思っています。
きちんと、そのフレーズの向こう側にある本質が見える人は問題ありませんが、
そう考える人は、ごく一部の限られた人でしょう。
”雇われる”ということが、あたかも悪のようにうたい、
その逃げ道として、フランチャイズという仕組みを利用し、加盟者をつのる。
実はこういった本部も少なくないのです。
ぜひ、フランチャイズ本部の社長さんには
「なんで今、フランチャイズなのか?」
「なんで、うちに加盟希望なのか?」
「それは同業他社では実現できないのか?」
このような質問を投げかけてもらい、
加盟希望者の”覚悟”を見極めてほしいと思います。
そのくらい、現実は甘くないですからね。笑
(実際、待っているのは泥臭いことばかりですし)
本部目線からすれば、1人でも多く加盟者を囲いたいでしょう。
ただ、それでは良質な体制は築けません。
目先の1にとらわれ、遠くの100を見失ったとき、
必ずその反動がマイナスとなって帰ってくるでしょう。
自分の価値観を押し付けるわけではありませんが、
これは私の実体験からも言えることです。
短い文面ですが、何か拾えるものがあれば、拾っていただければ幸いです。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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