「加盟開発」「店舗開発」「SV」
いわゆるこれがフランチャイズ本部の3大機能。
今回は私がこれまで見てきた景色からこの3大機能について少し触れてみたいと思います。
事前に補足をしておくと、あくまで個人的な所感です。笑
(全部書こうとするとキリがないので、端折りながら書きますw)
・加盟開発
フランチャイズ加盟店募集の「窓口」であり、”特攻隊長”的なポジション。
攻め入ることもできれば、堅い守りに転じることもできます。
SV目線から見たこのポジションを見ると、少なからず”ギャップ”が生まれる印象です。
このギャップというのは、数字を追いかける加盟開発と”品質”に重きをおきたいSV側の思いといった感じです。
加盟開発担当が優秀であった場合、経営サイドと現場サイドのバランスを上手に取るように動くでしょう。
反対に、担当者があまりイケてなかった場合、もしくは本部の悪しき風習に染まってしまっている場合は、目も当てられない惨状が待ち受けることになります。
これは、目の前を数字だけを追いかけた結果が導くことなので、想像に容易いと思います。
組織の1ポジションでありながらも、自らの意思で想像を膨らませ、双方にメリットがある意思決定が求められる重要なポジションです。
「とにかく加盟を取ればOK」と考えている人は・・・。
・店舗開発
加盟契約後に物件を紹介する重要なポジションです。
結論からすれば「人脈」が最大の武器であることは言うまでもありません。
人脈が武器ということは、その分、会話力に長けている必要があります。
関係各所との折衝面はもちろん、配慮、気遣い、リスク管理など、多方面に高いコミュニケーションスキルが求められます。
「どうすれば今の課題をクリアできるか?」
このように考えられる人は向いているかもしれません。
SV目線で考えたとき、「〇〇だから無理なんです」のような頑固で融通が利かない人がこのポジションにいた場合は、かなりやりづらくなります。
最終的なしわ寄せがくるのは、いつでも現場なので、柔軟にフレキシブルな対応をしていただける人であると、事業部全体としても円滑に進んでいくことに繋がります。
・SV
店舗のオープン準備〜教育・指導〜フォローアップまでを一環として担います。
世間一般で言うスーパーバイザーというのは、数字根拠を片手に耳が痛いことだけを並べて去っていく。そんな偉そうなイメージも強いかもしれません。
ただ、それではもう古臭いし、何も響きません。
数字は見れば誰だって分かるからです。
重要なのは「なぜ、その数値になっているのか?」
ここにどこまでフォーカスできるかがSVの見せどころになってきます。
もし、その根っこの原因が”マインド”的な要素であった場合は、とても時間を要します。人の意識を変えるのはそう簡単ではないですからね。
SVは加盟開発、店舗開発と連携をとりながら、円滑に店舗を立ち上げ、加盟店との関係性を構築していかなければいけません。
人が不足しているからといって、とにかく人をかき集め”烏合の衆”になった場合、
SVチームは絶対に機能しないことをここに断言しておきます。
(しかも最終的に加盟店が不幸になります)
加盟開発、店舗開発、SV
この3つの機能のバランスが上手に取れたとき、強い本部として成長していくことができることでしょう。
注意点としては、”人”の採用には妥協しないこと。
これにつきますね。笑
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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