「話かけづらい人」×「生産性」
仕事における業務の効率化や生産性の向上のためには、社内外問わずのコミュニケーションが重要であることは誰もが認識していることでしょう。
しかし実際には、至るところで認識の齟齬が生まれ、大小さまざまな問題が発生しています。
特に上司と部下の間の会話不足は、業務が非効率になるだけでなく、企業の生産性を大きく下げる結果につながります。
私自身が見てきた景色からすると、その多くは「話しかけづらさ」という、なんとも抽象的な要素がほとんどだったりします。
では「話しかけやすい」「話しかけにくい」というのはどこで分かれるのでしょうか。
いくつか例をあげようとすれば、人によってはたくさん出てくるのかもしれませんね。
でも大別すれば、最終的には「表情」や「雰囲気」的なところに集約されてくるのだと思います。
重要なのは当事者が気付けるか?というところですよね。
誰かが「〇〇さんは話しかけづらいですよね」とストレートに教えてくれれば良いですが、多くの場合、水面下で陰口をたたかれるか、個人の心の中で収まってしまうでしょう。
ここで「生産性」というキーワードを重ねてみた場合。
話しかけづらい人が、自分の関係者だったりすると、一向にパフォーマンスが上がりません。
むしろ、下がり続ける一方です。
相手を変えるのはほぼ不可能ですから、自分が変わるか、もしくは環境を変えるかの2択になってきます。
組織に1人でもこのような「話しかけづらい人」が潜在的にでもいた場合、歯車はいつまでも上手く回ることはありません。
それでなくても、自己顕示欲が強い人が多いですから、周りの目や意見を気にして、ますますマイナスに考えたり、引っ込み思案になったりするでしょう。
まず、自分の周りで異変や厳しい環境にぶつかった時は、コミュニケーションラインを疑ってみてください。
もしかしたら、どこでその原因や解決策が止まっているかもしれません。
最悪、みなさん自身が”話かけづらい”人間になっている可能性もありますからね。
「私は悪くない」「なぜ私が?」と思うのであれば、それ以上の成長は無しです。
どんな状況からでも学びを得る姿勢というのは忘れずに持ち続けたいですね♪
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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