副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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買取専門店「おたからや」に見るフランチャイズ本部のあるべき姿

「FC契約しても指導や援助なく廃業」

”おたからや”を展開する「いーふらん」が先日、提訴されましたね。

(関東地方の7名から提訴されたようです)

 

今回、この出来事に触れるかどうか少し悩みましたが、フランチャイズ本部を支援する立場として、また同業界の経験を有する者として、やはり見て見ぬふりはできないと感じ、こうして書いている次第です。

 

とはいえ、昔の仲間も同社にいることも事実。

そして何より、自らの力で成功を勝ち取っているオーナーがいるのも事実です。

 

それでも、”闇”の部分に飲み込まれ、不幸になってしまっているオーナーが続出している以上、改善の余地があるはずです。

 

そもそも、フランチャイズというパッケージは「利用する側」にも、「提供する側」にも大きな課題があるということを忘れてはいけません。

 

利用する側、すなわち加盟検討者目線からすれば、正しい知識を正しく得て、判断をする能力がなければ、たちま甘い言葉に騙され、痛い目をみることでしょう。

営業サイドの話を鵜呑みにすることなく、疑いの眼差しをもって厳しい問をなげかけるべきです。

そこで営業サイドが躊躇する、もしくははぐらかすような態度を取るのであれば、加盟は見送るべきです。

 

そして、提供する側、すなわち本部目線でいえば、収益を確保することも当然ですが、どこまでいっても「加盟店オーナー」へ配慮をするべきだと私は考えています。

 

フランチャイズというパッケージを利用するにしても、人生の一大局面を決断し、加盟してくるオーナーに対して、本部が良い意味で前のめりな姿勢でないと、共に成長していくなんてビジョンは到底描くことはできません。

 

私もこれまでに、数多くのオーナーと接し、数多くのオーナーと喜び、苦難を共にしてきました。

 

当然、1人の人間にできることは限界がありますから、全ての人を助けるなんてことはできませんが、それでも悩み事、相談を受けた際には全力で向き合ってきました。

 

フランチャイズという業界は、今の時代の流れとは違い、昔ながらの人間模様、義理人情みたいなものが色濃く残っています。

 

自分はフランチャイズという仕組み自体には、そこまで強い共感はありませんが、その業界で頑張っているオーナーさん達には寄り添ってあげたいと感じています。

 

何を正し、何を成すべきなのかは、一目瞭然なはずなんです。

それをせずに好き勝手していれば、いつかは淘汰されることになるでしょう。

 

私自身もできることには限界がありますが、今見えている景色の中でできることは、全力で支援していこうと思っています。

 

今回取り上げた内容はコチラ。

news.yahoo.co.jp

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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