常に”最悪のケース”を考えておくこと
先日、クライアント向けの「SV研修」
講義内容は「仮説思考」に関するディスカッション。
スーパーバイジングにおいて、起こりうる事象を常に頭に描き、発言・行動をしていくという、ちょっと難易度が髙いテーマです。
私が支援するこのSV研修では、いわゆるマニュアルのような形にはめたものではなく、それよりももっと本質的な”目に見えない”領域にフォーカスした内容となっています。
全ては自分の実体験からたどり着いたものです。
フランチャイズ業界において、「名ばかりSV」という問題があるのも事実で、私個人としてもこういった状況は改善しないといけないとは感じています。
とはいえ、自分の体も1つですから、まずは見える範囲で、できることから進めていくことになります。
フランチャイズ業界に適切な本部を正しく排出し、適正に内部を整える。
「側」だけ整えても意味がないのです。
そして、人間の全ての行動を左右するのは「意識」です。
この根っこの部分がセットされていないと、いつまでたっても良い成果は得られないと確信をしています。
そのための1つ。
「常に最悪のケースを考えておくこと」
そして、その挽回策まで用意しておくことです。
「失敗なんてするわけない」
「たぶんそんなことにはならない」
これは足元をすくわれる人の典型的な考え方です。
いざ、有事になって”あたふた”するってやつですね。
当然、「答え」がない領域にフォーカスするわけですから、仮説を組み話を進めていくことになります。
少し例をあげてみましょう。
例えばコロナ。
今、”第7波”が来ていると騒がれていますね。
ただ、「行動制限」はまだしないそうです。
この時点でアクションを起こす人は動き始めます。
現状に楽観視する人と最悪のケースを想定して動く人。
飲食業であれば、行動制限がかかれば売上の低迷は避けられません。
密になる業態も他人事ではないでしょう。
それが目前まで迫っているのがわかっているのに、何もアクションを起こさないのはナンセンスです。
「またかよ・・・」
「いいかげんにしてくれ」
愚痴だけなら誰でも言えます。
文句をいって状況がかわるなら世の中楽勝です。
じゃ、どうすればいいのか?
本気で考えればいくつか浮かぶアクションプランはあるでしょう。
それはみなさんの頭の中にあります。
ベタですが、「やるか」「やらないか」
それだけです。
あとで窮地に立たされたときに、何かの”せい”にするような人にならないようにしてください。
目前に迫るリスクに対して、万全の準備をして、最小限のダメージにおさえること。
時間はいつだって待ったなしです。
常に最悪のケースを考えて行動していきましょう♪
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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