「またお願いします」という言葉の希薄性
接客業に従事されている、もしくは従事された経験があるかたであれば、一度は発したことがあるであろう言葉「またお願いします」
言葉のフレーズとしては否定するものではないですが、”営業”のインパクトとして締めくくるのであれば話は別です。
結論からすれば、これほど薄く、響かない言葉はありません。
何故か?察しの良い方はすぐにわかるかもしれませんね。
例えばお客様のお見送り時。
A「またお願いします」
B「来月は〇〇やっているので良ければ○日までに来てくださいね♪」
どちらがインパクトあるでしょうか。
一目瞭然ですね。
長いメールの文末に書いてある「追伸」が頭に残るように。
人の会話も、最後の最後で伝えるフレーズが頭に残ります。
この人間のメカニズムを利用しない手はありませんね。
10個のお店があれば、9個は「またお願いします」と言っているでしょう。
のこりの1つの店は、差別化した接客をする店舗です。
良く本ブログでも書いてきていますが、他人と同じことをやっていても、
結果もまた同じなのです。
これは長い人間の歴史が物語っている揺るぎない事実。
ごく一部の人が、馬鹿にされながらも突拍子もないことをやり始め、いつの間にか世間の常識になっていきます。
どんなビジネスでも、他人がやらないことを取り込むべきです。
他と同じことをやっていて、「数字が厳しい」なんてことが無いように。
まずは、自店だけが持っている強みを全従業員が認識すること。
それは他社が真似できないものであるのが理想です。
それがないのであれば、まずは”それ”を確立しましょう。
既にあるのであれば、全ての広告活動にどんどん打ち出していくだけです。
その際、使うフレーズも今までと同じにしないこと。
自分に負けたらまた同じことの繰り返しです。
時代の流れと共に、どんどん便利な世の中になっていきます。
便利になればなるほど、大勢の人が考えることもまた同じです。
安易な言動は避け、徹底して差別化を図りましょう。
”千里の道も一歩から”です。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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