副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

MENU

「またお願いします」という言葉の希薄性

接客業に従事されている、もしくは従事された経験があるかたであれば、一度は発したことがあるであろう言葉「またお願いします」

 

言葉のフレーズとしては否定するものではないですが、”営業”のインパクトとして締めくくるのであれば話は別です。

 

結論からすれば、これほど薄く、響かない言葉はありません。

 

何故か?察しの良い方はすぐにわかるかもしれませんね。

 

例えばお客様のお見送り時。

 

A「またお願いします」

B「来月は〇〇やっているので良ければ○日までに来てくださいね♪」

 

どちらがインパクトあるでしょうか。

一目瞭然ですね。

 

長いメールの文末に書いてある「追伸」が頭に残るように。

人の会話も、最後の最後で伝えるフレーズが頭に残ります。

 

この人間のメカニズムを利用しない手はありませんね。

 

10個のお店があれば、9個は「またお願いします」と言っているでしょう。

のこりの1つの店は、差別化した接客をする店舗です。

 

良く本ブログでも書いてきていますが、他人と同じことをやっていても、

結果もまた同じなのです。

これは長い人間の歴史が物語っている揺るぎない事実。

 

ごく一部の人が、馬鹿にされながらも突拍子もないことをやり始め、いつの間にか世間の常識になっていきます。

 

どんなビジネスでも、他人がやらないことを取り込むべきです。

 

他と同じことをやっていて、「数字が厳しい」なんてことが無いように。

まずは、自店だけが持っている強みを全従業員が認識すること。

それは他社が真似できないものであるのが理想です。

 

それがないのであれば、まずは”それ”を確立しましょう。

既にあるのであれば、全ての広告活動にどんどん打ち出していくだけです。

 

その際、使うフレーズも今までと同じにしないこと。

自分に負けたらまた同じことの繰り返しです。

 

時代の流れと共に、どんどん便利な世の中になっていきます。

便利になればなるほど、大勢の人が考えることもまた同じです。

 

安易な言動は避け、徹底して差別化を図りましょう。

 

”千里の道も一歩から”です。

 

ではでは。

-------------------------------------------------------------------
株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

フランチャイズ関連の御相談や各種お問い合わせ、
あるいはFC本部立ち上げ/FC本部構築/フランチャイズ化など、
3年で100店舗をコミットするフランチャイズオーガナイズサービスを御希望の際は、
下記メールアドレスもしくはHP内のお問い合わせフォームにて承ります。
初回御相談は無料です。お気軽にどうぞ。
info@flegma.jp
【HP】
flegma(フリグマ)|コミットするFC本部のパートナー
※まだHPは未完成状態です。何とぞ御容赦くださいませ

---------------------------------------------------------------------