副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人

とある書籍を読みました。

タイトルは「思考停止という病」

なんでもベストセラーだそうです。

 

Amazon Kindleを見ていて目が止まり読んで見ましたが、とてもおもしろかったです。

そして、あらためて実感する面も多々ありました。

 

「朝起きて、身支度をして、思考停止で電車にのりオフィスに行く」

 

こんな感じの表現でもヤケに刺さりますね。

本書ではこの原因は日本の教育システムにあると説明をしています。

 

アメリカの教育が「考えさせる」システムなのに対し、

日本の教育は「暗記ゲーム」だそうです。

 

言われてみれば確かにそうで、どれだけ覚えて、どれだけ点数を取れたか。

受験なんてそれだけが勝負です。

それで人生が左右されるわけですから恐ろしいものです。

 

アメリカでは

「なぜ、そう思った?」

「君ならどうする?」

「どう考える?」

 

こういったディスカッションが多くなるそうです。

黙々と進む日本とは全く違いますね。

 

そしてタイトルにもある言葉。

”十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人”

 

学生時代に優秀だと言われていても、社会に出て3年もすれば普通の人になる。

 

そんな例え。

 

それだけ、サラリーマンになれば、自分で考えることが少なくなる裏返しとも言えます。

 

特に新社会人は”上司の支持を忠実に守る”なんて行動が評価されがちです。

例え、それが間違っていてもです。

 

本来であれば、間違いを指摘し、改善提案をしなければいけません。

それを恐れ、空気を読み、周りと合わせる。

 

これが大きな間違いだと本書は説いています。

 

私も大いに賛同した点です。

 

特に日本人の習慣というのは、世間の常識に合わせている人がほとんどですから、

そこから少しはみ出すだけで、あたかも悪者扱いのようにされたりします。

 

でも本来は、その常識を常に疑っていかないとダメなハズなんです。

 

なぜなら、それが当たり前だと”思い込んでいる”だけだから。

 

世間がなんていおうと、それを疑う余地があるのであれば、自分で考え実行する。

常に設定したゴールに向けて、自分の環境・パフォーマンスを良くするためだけを考えていくことができれば、それは素晴らしいことです。

 

もちろん、法律に反することは論外です。

ただ、法律だって時には法改正がされるように絶対ではないわけです。

 

時代の流れに合わせて、古い考えを捨て去り、常に進化し続ける。

人間の脳だってブラッシュアップしないといけません。

 

みなさんの考えはどうでしょうか。

古臭い常識のまま「思考停止」で行動していませんか?

 

私は日々、自問自答しながら磨き続けていこうと思います。

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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