「おたからや」の記事に見るオーナーマインド
先日、ヤフーニュースで出ていた記事。
「私はこうして騙された」
なんともインパクトのあるタイトルですね。
買取専門店「おたからや」に関する記事で、
その本部のずさんすぎる経営手法に関して触れられていました。
ここでは本部の手法についてはもう呆れて言葉がでないので触れません。
それよりも、これだけずさんな本部でも加盟してしまっているオーナーがいるという事実が非常に問題であると私は感じてしまいます。
いくら営業が良いことを並べたとして、なぜ加盟してしまうのか?
様々な理由があるにせよ、フランチャイズに加盟するオーナーの情弱さが露呈されているといっても良いでしょう。
こういう案件が続けば、業界は良くなるどころか悪くなる一方です。
むしろ、悪の巣窟となってしまってもおかしくないですね。
当然、全てのフランチャイズオーナーがダメだと言っているわけではありません。
努力と工夫を重ね、立派な成果を出している人が多いのも事実です。
これは私の良く口にする考えなのですが、
そもそもフランチャイズオーナーを選択する人のマインドを考えたとき。
・お金に余裕がある
・組織とあわない
・自分が経営者になりたい
・偉くなりたい
・お金儲けがしたい
・楽したい
・知人がFCで儲かってる
このあたりの理由が多いのではないかと思います。
こういうマインドの人が、上手い営業話を聞いた時が要注意です。
結果、加盟しても上手くいくはずがありません。
仮に上手くいったとしても一時的なもので運です。
なぜなら「大義名分」にかけているからですね。
なぜフランチャイズなのか?
何を成したいのか?
他に方法はないのか?
このあたりの問いに対して明確に回答できる人は10人に1人くらいでしょう。
それくらい、加盟店オーナーのマインドは浅いものです。
どんな場面でも鵜呑みにせず、当たり前を疑い、自分でリサーチすること。
これからの時代は人に依存するのではなく、
「個」で生き抜く力が必要不可欠です。
2025年、団塊の世代のみなさんが引退されるとき、必ずそれはやってきます。
直撃を受ける人は「ホワイトカラー」といわれる普通のサラリーマンの方でしょう。
その時、なにが起きても渡り歩く力をもってないといけません。
自分も含めてですが、今のうちからコツコツ準備はすすめておきたいですね。
最後に
これからフランチャイズを検討されている方は、絶対に上手い話に乗らないようにしてください。楽して儲かるフランチャイズなんてありはしないです。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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