加盟店支援。
それはFC本部であれば当たり前であり、最優先に意識しなければいけない点です。
ただ一言に支援をするといってもその形には様々な手法や仕組みが存在します。
近年においては最新テクノロジーを駆使したシステム管理も1つの方法でしょう。
AIにまかせ、人件費を抑える経営手法も考え方の1つだと思います。
しかしながら、この業界ならではの”あるある”が存在するわけでして。
それは本部と加盟店との間に”距離”が生まれること。
これは数ある本部の多くが感じていることでしょう。
そしてこの距離はシンプルに”会話”がされないことによってどんどん広がります。
人と人との関係性と全く一緒です。
たった1本の電話で。
たった3分の対面で。
ちょっとした食事で。
そんな何気ないきっかけが本部と加盟店との距離を近づけるきっかけになります。
私の経験上、恐らく楽をして管理をしようとする本部が多いのでしょう。
全国に店舗が広がれば広がるほど、その管理コストも大きくなりますから、
なるべくスマートにしたいという気持ちはわかります。
ただし、フランチャイズ業界においては「かなり厳しい」と私は考えるタイプです。
具体的に挙げるときりがないのでここでは割愛しますが、
人と人である以上、細かい意思の疎通が必要不可欠です。
人間の気持ちなんて1時間あれば変化します。
昨日言っていたことが、翌日には全く違ってくるなんてこともザラにあるわけです。
相手を気づかい、敬い、寄り添い、とことん泥臭く行動しなければいけません。
それをどこかで妥協したとき、必ずどこかに歪みが生まれることでしょう。
そう考えると、フランチャイズにおいて成功できるオーナーというのは
ホントに極わずかなのかもしれませんね。
自分が見てきた景色では、成功するオーナーにはある共通点があります。
そして、それは本部にも同じように言える点があります。
この経験がお役にたてる場面があるのであれば、
惜しみなく提供していこうかなと。
そう感じた1日でした。
ではでは。