インバウンド需要が少しずつ回復し、店舗型ビジネスも様々な業種で回復の兆しが見え得ているそうです。厳しい時期が長かっただけに、ようやく希望の光が見えはじめたというのは何よりですね。
ただ、一方で気になるニュースも。
プロ野球界では昨日、とある球団でクラスター発生により試合が中止。
正直、「まだ終わってないのか」といった印象です。
油断するとすぐに痛い目を見そうですね。
「良い時ほど、その原因を掴んでおけ」
これは自分が若い時、飲食業界でお世話になった上司の言葉です。
その当時の自分は、勢いにまかせてとにかく”結果”がでればなんでもOKだと思っていました。
数字は絶好調で、評価もうなぎのぼり、昇格・昇給も当たり前でした。
ただ、とある役職者会議の時に。
上司「なんで好調なの?」
私「えーと。それは・・・」
その後、会議の場に沈黙が生まれたのは言うまでもなく。
悪い時は何かの”せい”にすれば良いですが、
反対に絶好調の時ほど、「なぜ良いのか?」なんて考える暇がないんですよね。
だって「忙しい」ですから。笑
しかしながら、ここを掴んでおかないと、次に厳しくなったとき、
「あの時はなんで良かったんだろう?」と必ずなります。
”必ず”です。
しかも、また昨年と同じ悩みを繰り返します。
その翌年も。
さらにその翌年も。
何も考えず、勢いにまかせるというのはそういうことですね。
良い時に、好調要因を徹底して深堀りできる人材はそう多くありません。
なぜなら、繰り返しですが「忙しい」ですし、「儲かってる」からです。
「ま、いっか」
これです。笑
何回か本ブログ内でも書いてきていますが、店舗というのは「生き物」だと私は考えておりまして。
人間であれば、病気をすると焦って医者にいき、処方箋をもらいますよね。
体が元気なうちは、なかなかメンテナンスなんてしませんからね。
そこで「予防」に抜かりがない人はごく一部の人しかいないということです。
店舗が元気なうちに、来たる”冬”のために準備、対策をする。
なぜ、○○だったのか?という要因を掴んでおく。
これは必要不可欠です。
数字が永遠に右肩上がりなんてことはありえません。
いつか下がるときがやってきます。
実際、頭で理解していても”動ける”人は10人に1人くらいでしょう。
それは人間の歴史が物語っています。
1割の成功者に近づく努力・工夫をするのか。
それとも9割のその他大勢に仲間入りするのか。
すべてはみなさんの「1歩」にかかっています。
ぜひ、好調なときほどその要因を掴んでおいてくださいね。
ではでは
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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