副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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フランチャイズを”構造的”に考える

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みなさんは”フランチャイズ”という仕組みをどこで知ったでしょうか?

日本国内でのFC店舗数は30万にせまる勢いです。

 

破竹の勢いを続ける”フランチャイズ”というパッケージ。

大きく成功する人がいる一方で、撤退を余儀なくされる人も多くいます。

 

この”フランチャイズという仕組みを利用する際、大きく2つのパターンに分かれるであろうと私は考えています。

 

1つは

楽して儲けたいからフランチャイズで。

 

もう1つは

事業戦略上、フランチャイズという仕組みが理想である。

 

前者の”儲けたい”が中心の考えであった場合、その人が取る行動はパターン化します。

ほとんどの人が自身でのリサーチを実施せず、「何かないかな~」とイベントなどに出向き、パンフレットを受け取り、嘘か本当かわからない情報を手にします。

 

後者の場合、その人が取る行動は流動的で且つ、戦略的なものになります。

大前提として、事業戦略の一環として”フランチャイズという仕組みを利用する”という絵が描けている上に、組織としての事前リサーチも進められています。

 

何が言いたいのかと言うと。

 

要はそもそも、フランチャイズを利用しようとする”考え方”1つで、既に明暗が分かれているということです。

 

これは本部目線で見てきた自身の経験から言える事実です。

 

フランチャイズ業界へ参入しようという”意識”を構造的に考えた時、

 

「なぜフランチャイズなのか?」

「何がしたいのか?」

「何を目指しているのか?」

 

このあたりが明確になっていなければ、恐らく”失敗”するでしょう。

他人の芝生で儲かるほど、甘いビジネスではありませんからね。

 

一方で、そのリスクを良く認識し、謙虚に、貪欲に事業に向き合う方は、

ほとんどの方が成功を収めています。

本部の仕組みを上手く利用しようとするその姿勢は”あっぱれ”の一言です。

 

時代の流れと共に、IT化はますます加速し、間違った情報もさらに多くなっていきます。

そんな時代の中でも、正しい情報を正しく得るスキルを身に付け、

自分の視覚、嗅覚を武器に立ち回っていくことが今後、益々求められることでしょう。

 

他人と同じことをしていれば、結果もまた同じなのです。

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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