いよいよディズニーも格差社会?
先日、発表された新サービス「ディズニー・プレミアアクセス」
追加でお金を支払うことで、1施設あたりの待ち時間を短縮できるというもの。
”1施設あたり”というのがどこからどこまでを指しているのかはわかりませんが、賛否両論ありそうなサービスですね。
追加で支払う金額は2,000円。
この金額を払えば、好きな時間の待ち時間を短縮できることになる。
ちなみに家族4人でいけば1万円だということは言うまでもない。
これを良しとするかはさておき。
いよいよ、夢の国の中においても”お金”が必要になってきた印象ですね。
まさに夢の国の格差社会です。
富裕層は時間をお金で買い行列をショートカットし優越感に浸る。
そうではない人達は、延々と行列にならぶことになるわけです。
個人的にはなんとも言えない複雑な感情です。
エンドユーザーのことを考えた上での施策なのか?
それとも経営難から来る苦肉の策なのか?
はたまたこれでWin-Winと感じているのか?
確かに”時間を買う”という発想は賛成です。
その浮いた時間をさらに効果的に使用することを考えればメリットの方が大きいと考えます。
ただし、そこに不平等感が出てしまっては本末転倒ですね。
下手したらただでさえ、入場料も上がり続けている現状で、さらに単価改善に走れば首が締まるのも時間の問題といったところです。
客商売であれば、
人口が減り続けている日本において
少子高齢化がますます加速する日本において
”客数”の獲得が絶対正義だと私は考える方です。
値上げを行い、一時的な回復があったとしても、それはあくまで一時的なものです。
利用者も馬鹿ではありませんから、徐々に離反していきます。
コロナ過という過去に例がない状況なので、人を集めることに問題があるのはどこも同じです。
それでも経営者は必死に考え、工夫し、努力をしていかなければいけません。
安易な発想・行動は破滅を意味します。
どんな事業・商売をするにも、楽して儲かるなんてことはないでしょう。
今回のディズニー新施策がオリエンタルランドの業績をどう変化させていくのか、個人的に注目してみようかなと思います。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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