マルチタスクとシングルタスク
「マルチタスク」
このフレーズを聞くとなんとなく“デキる”印象を受けますね。
優秀な人ほど、このマルチタスクを使いこなしていると思っている方も多いのではないでしょうか?
では実際のところはどうなんでしょうか?
マルチとシングルではどちらが効率良いでしょうか。
結論から言えば「シングルタスク」です。
なぜかというのを簡単に説明すると
マルチタスクというのはご認識の通り、複数のタスクを切り分けながら“同時進行”させていくイメージです。
イメージしやすいところで言えば、電話対応中に必要事項をExcelに打ち込んでいく、さらにそれをプリントアウトして・・・なんて作業もマルチタスクです。
そもそも人間の脳は2つの作業を同時に実行できる作りをしていないそうです。
マルチタスクというのは人間の脳の仕組みに逆らった行動という事になるので、
シンプルに非効率ということになります。
進行していた作業を途中で止め、次の作業にはいる。それが終わったらまた前の作業に戻る。
これを繰り返していると集中力も分散され、精度も落ちていきます。
良く食事をしながらPC作業をしている人もいますが、あれは口に物を入れながら、キーボードを操作しているので、当然、仕事の効率は落ちていきます。
しかも、食事に集中できていないので、過食や消化不良を起こしやすくなるそうです。
実は、マルチタスクは体にも良くないのです。
食事は食事として集中して時間を作ることで、カロリー摂取も抑え、消化にも良いとのこと。
シングルタスクで一点集中の方が圧倒的に効率良いです。
とは言え、デキる人には仕事も降りかかるものです。
複数のタスクを持ったとき、どうすれば良いでしょうか。
鍵となるのは「時間の振り分け」です。
要は時間軸で優先順位を決め、シングルで処理していく訳です。
それでも処理しきれない状況なのであれば、職場の仕組みを変えるか、キャパオーバーなので「断る」勇気を持ちましょう。
なんでもかんでも受けていればパンクするのも当然です。
「百害あって一利なし」
これがマルチタスクです。
ビジネスキャリアにおいても同様なことが言えます。
広く浅い知識を得るのも良いですが、それではどれもこれも中途半端となり、やはり効率悪いです。
得意な知識・技術を一点集中で尖らせ、自分の武器にする方が圧倒的に有利ですね。
「今すぐマルチタスクを辞める」
この考えをきちんとインプットしておけば、仕事の進め方も変わってくると思います。
ぜひ、お試しを。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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