副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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セブンイレブン東大阪案件の所感

昨日、セブンイレブンの東大阪案件について判決が出ましたね。

情報に敏感な方は既にご存知でしょう。

結果としては「加盟店側」の敗訴という結果でした。

 

コンビニの営業時間短縮から始まっているこの問題。

結果は結果として、お互いに歩み寄ることはできなかったのでしょうか?

 

それとも本部は本部として歩み寄ろうとして努力した結果、こういう結果につながったのでしょうか。

 

細かい部分までは公にされないと思うので、本当のところはわかりませんが。

お互いに”自己防衛”の発言となるのも想像に容易いですね。

 

そもそもフランチャイズというパッケージが、こういうリスクを背負っているのであれば、仕組み自体を改革する必要がありますよね。それがされないから、悪しき古い体質みたいなものが取り沙汰されるのでしょう。

 

当然、誰がやるの?という問題はありますが。

立ち上がるべく人はもう動いているというところでしょうか。

 

一方で、仮に加盟店側に問題があるとしても、そういった方を受け入れた本部側にも責任はあるのではないでしょうか。

 

目先の契約だけを追いかけ、良い点ばかり伝え、想定されるリスクは濁す。

これでは問題が起きないほうがおかしいくらいですね。

 

どんなに優秀なビジネスモデルあったとしても、”人”がいる限り、0か1かみたいな着地にしてしまうと、いつまでたっても問題は無くならないと考えます。

 

「0.5」という着地を目指すにはお互いが歩みよる必要がありますから、対話力に長けていることが前提になるのは言うまでもありません。

(ここで言う対話力というのは配慮とか気遣いという意味合いが強い)

 

私が勝手に想像する限り、”何らかのきっかけ”があったはずなんです。

その”きっかけ”、根っこの部分にフォーカスして解決しようとしないからこういった結果になると思ってしまうんですよね。

 

互いに建設的な意見交換を行い、成長していくというのは綺麗事なんでしょうか。

 

忘れちゃいけないことがあるような気がするんですけどね。

 

個人的に今回の事例や”もやもや”残るような結果でした。

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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