副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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良い人材を見極める3つのポイント

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私自身、管理職の経験が長いこともあり、採用面接を通じて本当にたくさんの方とお会いしてきました。
特に店舗型ビジネスにおける「人材採用」は店舗の数値を左右する大きなポイントであることは間違いありません。
今回は私自身の経験から「良い人材を見極めるポイント」を3つに絞ってお伝えしてみたいと思います。

 

ポイント① 志望動機が明確である

明確といっても、ありきたりなテンプレートではなく、きちんと自分の意見が添えられていることが大きなポイントです。
なんのために応募して、採用されたら何を学び、どう成長していきたいのか?これらに対してきちんと回答できる人はそう多くありません。

少し話がそれますが、私は過去に10年ほど飲食業界での管理職経験があります。数多くの人材を見てきましたが、志望動機といえば「近いから」とか
「給料が良いから」とかそんな理由ばかりでした。
このような理由を話す人に対して、私は決まって「うちじゃなくてもいいんじゃない?」と投げかけていました。
すると10人中9人は気まずい顔して黙り込んでしまいます。

何が言いたいのかというと、「とりあえず人が欲しい」という安易な考えは返って自分の首を絞めかねないという事です。
状況によっては自分の「城」を預けるわけですから、妥協する必要は一切ないと私は思っています。
私の経験上、「志望動機を自分の言葉できっちり説明できる人」は仕事ができる人が多いです。

ポイント② 字が綺麗に書ける

「なんやねんそれ。笑」と言いたくなる人もいるかもですが、
実際にキレイに字が書ける人にだらしない人はいませんでした(笑)
まぁ、例外はあるでしょうけど、私の経験上では大きなポイントです。
それこそ、履歴書や職務経歴書の文字がきれいであれば期待も高まる印象です。
例えば、「手書きの領収書」「手書きPOP」「引継ぎノート」などなど、
字をキレイに書くことで人に与える印象も大きく変わります。
そういった意味でも、人材を見極める1つのおすすめポイントです。

ポイント③ 言い訳をせず素直である

イエスマンになれと言うつもりは全くないですが、常に言い訳をしてくる人は論外です。しかも、本人自身が言い訳をしていることに気付いていないケースが多い。笑
なぜここにこだわるのか?というと、例えば接客業などであった場合は、
その従業員の発言、態度が数字に直結してくるからです。
聞く姿勢をしっかりと持ち、素直に非を認められる人材はそう多くありません。だからこそ、そういった人材に出会えた時には、喉から手が出るほど採用したいと感じます。

人事のミスを教育でなんとか使用する人がいますが、結論、無理です(笑)
ある程度までは強制できたとしても、根っこの部分は変えられません。
人材の適性を見抜くのは、そう簡単ではないですが、だからこそこだわる必要があるポイントだと思います。

この記事をご覧のみなさんが良い人材に出会えますように。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。<(_ _)>
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。