プレゼンの目的
「プレゼンテーションスキル」
ビジネスパーソンにとってはとても重要なスキルの1つですね。
ではその本当の意味は理解できているでしょうか?
例えば次のように依頼されたとしましょう。
「明日のAM10時に○○の件について、○○社の担当者へプレゼンをお願いします」
さて、みなさんは何をどのように準備するでしょうか?
多くの人がプレゼン内容に関する”資料”を準備するでしょう。
これ自体は間違っていないと思います。
ただ、「誰に何をプレゼンするのか」
ここが抜け落ちると、時間をかけた資料もただの紙になってしまいます。
クライアントのメンバー向けなのか、管理職向けなのか、社長向けなのか。
これによって内容は大きく変わってきます。
かつ、相手の特徴(趣味など)を事前に知っておくことで、プレゼン内容の例え話を上手く伝えることが可能になります。
(サッカーに例えれば、ゴルフに例えればなど)
そして一番重要なのはプレゼンの「目的」です。
それは相手に理解をしてもらうことではありません。
最終的な目標は「行動をしてもらう」ことです。
プレゼン内容が商品であれば、買ってもらう事。企画であれば承認のサインをもらうことです。
1枚の資料で「受け手の感情を動かし、行動を起こさせる」
これがプレゼンの本当の意味ですね。
自分はコンサルティング会社勤務の経験がありますが、駆け出しのころにプレゼン資料に関してボロクソに怒られたことがあります。
(自分で勝手に良い資料になったと思い込んでいました)
結論から言うと、スライド1枚に情報を詰め込みすぎていたのです。
今では当たり前のことですが、当時は理解していませんでした。
しかも、スライドに少し”動き”を付けていたので、さらに怒られました。笑
「お前さ、この資料見るのに何回、キーボード操作させんだよ」
「自己満足で作ってんじゃねぇよ」
「動き何ていらねぇんだよ」
「もっとさぁ、受け手の事考えて作って来いよ。このためだけに時間作ってるんだからさ」
私「・・・・・・」
ぐうの音も出ませんでしたね。
確かに当時の自分は”相手の時間を奪っている”という意識は欠落していました。
短時間、1枚で分かりやすく、ぱっと見で説得力を出せなければ意味が無い。
そうして初めて気づくことができました。
その後は、優秀な先輩コンサルタントの方にフォローを受けつつ、資料作成の技術を磨いていきました。
プレゼンというフレーズはなんとなく、「良く見せよう」とか「かっこよくしよう」とか考えがちですが、そうではなく、受け手の感情を動かすことを最優先で考えなければいけません。
そうした目線をもった時、自然といらない情報は削ぎ落し、シンプルな資料が出来上がっていきます。
どんなに綺麗で、かっこよいデザインでも”結果”が得られなければ時間のムダです。
プレゼンテーションスキル
これかも磨き続けていきたい能力の1つです。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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