寄り添うばかりが正解とは限らない
先日。クライアント先の本部で相談を受けた内容。
新店オープン後から業績不振でなかなか加盟店がいうことを聞いてくれないとのこと。
よく聞く話だといえばそれまでだが、よくよく聞いてみると、
本部社長が自らビラ配りをしたり、店舗スタッフの教育指導をしたり。
この意気込み、姿勢は素晴らしいこと。
ですが、結果としてこれでは本部は首が回らなくなる一方。
ではどうするか。
加盟店オーナー、すなわち経営者に任せるのが正解だと私は考えます。
ただし、法人で他事業展開している経営者であればあるほど、難しい展開になるでしょう。
なぜなら、100%全振りしてもらえることはまず不可能だからです。
こういった展開は事前に見えていることがほとんどです。
それを見越してオープン前から経営者へマインドセットをしておかないといけません。
それもかなり強めにです。
フランチャイズというパッケージは「儲かる」と思って加盟してくるケースがほとんどですから、泥臭いことを喜ぶ経営者はほんとに稀です。
業績が悪ければあっという間に手のひらがえし。
基本的にはそういうものです。
だとしたら、本部として当然、いうべきことは言わねばならないし、
選ぶべきものは選ばないといけません。
寄り添うのは自由ですが、お互いに不幸であれば時間のムダですからね。
そうだとしたら、どこかで双方納得の上で落とし所を見つけるのが良策。
私はそう考えます。
こういった案件は、根っこを辿っていくと、入り口の段階で間違った選択をしていることがほとんどです。
本当に組むべきパートナーになり得るのか。
本気度を確かめてから一緒に進むようにしたいものですね。
ではでは。
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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)
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