「0から1」を生み出す力
0から新しい1を生み出す。これは加盟店オーナー、スーパーバイザーに限ったことではなく、全てのビジネスにおいて通ずるところだと思います。
それはフランチャイズにおける店舗型ビジネスにおいても例外ではなく、
流行りのトレンド、他店の模倣ばかりでは頭1つ抜け出る事はほとんど不可能な状況になってきます。
良くありがちな具体的な例で言えば、忙しい時は現場のオペレーション対応で精いっぱいになり愚痴をいう暇や、余計な事を考えることもないでしょう。
ただ、いざ暇になった時に、やれ○○だの、○○しておけば良かっただのと、愚痴をこぼしている方を多く見てきました。
「暇な時にしかできない大切なこと」があるのに。
それは普段できない、雑務や帳票整理を指しているのではなく、
「0から1を生み出す時間」のことを指します。
これは可能であれば、忙しいときほど時間を作りたい点でもあります。
なぜなら、低迷してから起死回生の企画が浮かんでも、その結果が出るまでにタイムラグが生じるからです。
好調な時ほど、落ち込まないようにプランB、プランCを立案しておかなければいけません。
「今日は忙しかった」
それ自体は喜ばしいことであり、否定するものではありませんが、
5分でも、10分でも次の企画を生み出す時間があったでしょうか?
おそらく無いとおもいます。
であれば、空き時間を計画的に使用し、従業員がいれば時間を揃え、
店舗の未来の為の時間に使うことをオススメします。
何気ない、雑談の中からでも新しい案は生まれてくるからです。
こうして思考を止めない経営者のビジネスは自然に安定してきます。
文章にすれば簡単ですが、「生みの苦しみ」は相当なものです。
他人が思いつかない、考えそうもない企画が生み出せたとき、それはビジネスを加速されるトリガーとなります。
ぜひ「0から1を生み出す時間」にこだわっていただきたいと思います。