副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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近隣テナントを巻き込むメリット

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店舗型ビジネスにおいて永遠の課題である「集客」

1ヶ月調子が良い月があっても、翌月もそのまま良い調子で推移するとは全く限らないですよね。

大型施設内のテナント、駅前立地、ロードサイド、立地条件は様々ですが、困った時はお互いに協力しあえる関係性作りをしていきたいものです。

 

私自身、今はフランチャイズ本部に身をおいていますが、これまでの経験でサービス(飲食業界)の管理職経験が10年ほどあります。

全て直営チェーンによる展開ですが、店舗型ビジネスで集客施策は毎月毎月が勝負でした。

 

そんなある時、同じエリアのマネージャー同士で食事をしていたとき、どこからともなく自然とこんな会話が出ました。

 

「その辺の店も巻き込みたいよね」

 

何気ないその一言がその場にいるマネージャー全員を動かしました。

 

「それいいですね。やってみましょうよ」

 

そこからの動きは早く、町ぐるみの施策が出来上がるまでに1カ月かかりませんでした。

見栄えの良いDM用の封筒を用意。中には優待券と名刺。

それぞれの店舗でまずは100セットを用意。

 

エリア内のテナントに向けてローラー作戦開始です。笑

いわゆる「法人外交」みたいな感じです。

 

アポなし訪問ですが挨拶がてらに、DMセットの封筒を手渡し。

相手も店舗型のテナントさんですから、会話が弾むこともありました。

商圏によっては1日で50件以上回れることもあり、100セットはものの数日で無くなる状況でした。

 

その翌月。

 

エリアマネージャー全員が予想していなかったことが起こりました。

 

「○○エリア全店舗客数前月比150%」

 

正直、少しは効果があればいいだろうなぁ。と考えていたくらいでした。

蓋を開けてみると、「町ぐるみ」の企画としたことで、インパクトも大きかったようです。

且つ、エリア全域の全店舗で同時に営業活動を行ったこともプラスの要素になったようで、一気に認知度の拡大に繋がりました。

 

近年では人の繋がりが希薄になりつつありますよね。

そんな時代だからこそ、ちょっとした挨拶、気遣いが人の心を動かせると感じます。

 

避けたいのは「近隣テナント同士で挨拶すらしない」こと。

商売をやっている状況でこれではマズいです。

 

誰もやらなければ、自らリーダーシップを取るのみです。

あとはやるか。やらないか。

どうせやるなら、盛り上げていきたいですね♪

 

今日はこの辺で。ではでは。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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