スーパーバイザーとして日々、改善アプローチに試行錯誤をしていると、
ある一定のところから、壁を感じるようになります。
それは自分ではどうしようもない領域、すなわち人の”価値観”に左右される部分です。
例えば、店舗型ビジネスにおいて、「客数」は”絶対正義”だと私は考えます。
仮に「客単価」で大成功を収めた時があったとしても、その場しのぎに過ぎず、
後で必ず来るくなる場面がきます。なぜなら、客数が少ないからです。
ただし、それでも尚、「客単価」を追いかける方がいます。
要はマグロの1本釣りです。
意気揚々と大海原に出て、大物目指して一直線。釣れれば英雄。外せば玉砕です。
フランチャイズにおける加盟店には、当然、経営者がいます。
その経営者のオーナーが最終的に判断するのであれば、我々SVはリスクは
伝えますが、無理に止める事はありません。
人の”価値観”はそう簡単に変化するものではないことを知っているからです。
それでもその価値観から来る「行動」に変化を促すことは比較的容易です。
価値観はあくまで価値観。
その価値観を理解した上で、その人の性格、思考を的確に捉え行動を促します。
人は全ての判断を「自分の価値観」に委ねています。
価値観が違っていれば、導く回答も当然変わってくるのです。
「○○さんは○○な価値観をもっているから、○○のように考えるだろう」
「であれば、今、○○に動くより、○○の方が良い気がするな」
こんな感じのイメージでしょうか。
要は自分のカウンターになっている人の根っこの部分。その根っこの価値観を
正しく把握することができれば、コミュニケーションは劇的にやり易くなります。
簡単に言えば、相手を知る前に自分の価値観を押し付けちゃダメってことですね。
私も1人の人間なので、正直、頭ごなしに言いたくなる時もあります。
ただ、感情的になるのは簡単ですが、何の解決にもなりません。
目の前の人を尊重し、価値観を理解した上で、SVとして改善提案を行う。
そんなことを心がけています。
男も女も色々ですね。
さて、今日も1日頑張っていきましょう。
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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