副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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変えやすい「行動」変えにくい「価値観」

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スーパーバイザーとして日々、改善アプローチに試行錯誤をしていると、

ある一定のところから、壁を感じるようになります。

それは自分ではどうしようもない領域、すなわち人の”価値観”に左右される部分です。

 

例えば、店舗型ビジネスにおいて、「客数」は”絶対正義”だと私は考えます。

仮に「客単価」で大成功を収めた時があったとしても、その場しのぎに過ぎず、

後で必ず来るくなる場面がきます。なぜなら、客数が少ないからです。

 

ただし、それでも尚、「客単価」を追いかける方がいます。

要はマグロの1本釣りです。

意気揚々と大海原に出て、大物目指して一直線。釣れれば英雄。外せば玉砕です。

 

フランチャイズにおける加盟店には、当然、経営者がいます。

その経営者のオーナーが最終的に判断するのであれば、我々SVはリスクは

伝えますが、無理に止める事はありません。

 

人の”価値観”はそう簡単に変化するものではないことを知っているからです。

 

それでもその価値観から来る「行動」に変化を促すことは比較的容易です。

 

「価値観」は変えにくが、「行動」は変えやすい

出典:自分の性格や思考の癖を把握しよう

 

価値観はあくまで価値観。

その価値観を理解した上で、その人の性格、思考を的確に捉え行動を促します。

 

人は全ての判断を「自分の価値観」に委ねています。

価値観が違っていれば、導く回答も当然変わってくるのです。

 

「○○さんは○○な価値観をもっているから、○○のように考えるだろう」

「であれば、今、○○に動くより、○○の方が良い気がするな」

 

こんな感じのイメージでしょうか。

要は自分のカウンターになっている人の根っこの部分。その根っこの価値観を

正しく把握することができれば、コミュニケーションは劇的にやり易くなります。

 

簡単に言えば、相手を知る前に自分の価値観を押し付けちゃダメってことですね。

 

私も1人の人間なので、正直、頭ごなしに言いたくなる時もあります。

ただ、感情的になるのは簡単ですが、何の解決にもなりません。

目の前の人を尊重し、価値観を理解した上で、SVとして改善提案を行う。

そんなことを心がけています。

 

男も女も色々ですね。

 

さて、今日も1日頑張っていきましょう。

ではでは。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございます。

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