弱さに打ち勝つためにできること
人間誰しも「弱さ」を持っているものです。
苦手なことや、窮地に直面した時は現実逃避を考え、どうやって逃げるかを考える人も多いのではないでしょうか。
当然、私もそうです。
今はフランチャイズ業界に身をおき、SVチームを牽引する立場として日々、奮闘していますが、嫌な事はやっぱり嫌なので、目を背け全力で逃走経路を模索し、とことん逃げたくなります。笑
ですが、それではやっぱり成長できませんよね。
逃げるのは簡単。逃げる人と同じように逃げていれば、結果もまた同じです。
今回は私自身のキャリアの中で、自分の弱さとどう戦ってきたか。
少し共有をしてみたいと思います。
20代の頃でしょうか、まだ若い自分はとにかく尖っていました。
自己中心、自分本位、自分が良ければすべてよし。
こんなマインドだったと思います。
そんなある時、勤め先の会社で同期の仲間が出世をしました。
本来なら喜んであげるべきところを、何を血迷ったのか当時の私は会社のTOPにかけよったのです。
「なぜ、Aくんだけが評価されるのでしょうか?」
今考えれば、なんて馬鹿なことをしていたのだろうと感じます。
自分自身が全く見えておらず、現実を受け止める事ができていませんでした。
それからしばらくは同期の仲間を妬んでいたのを今でも覚えています。
「どうして自分だけ・・・」
当時の自分は何か不都合があると、すぐにこういう感情を持つタイプでした。
私はあまり著名な方の「名言」みたいのはあまり関心が無いタイプなのですが、
そんな私でも好きな「名言」がいくつかあります。
自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない。
‐松下幸之助‐
ビジネスパーソンであれば、知っている人がほとんどでしょう。
現パナソニック創業者の松下幸之助さんの言葉です。
要は自分には「天命として与えられた自分だけの道」があり、
それは決して他人は歩めず、自分だけしか歩めないということですね。
どんな苦難に直面しても、それは“自分だけしか歩めない道”だと捉えた時、
何かそれまで抱えていたモヤモヤが吹き飛んだ感覚がありました。
言葉の力って偉大ですね。
自分の弱さを痛感した時、その弱さを隠すために肩を張るのではなく、
その弱さも含めて自分を受け入れることで、自分の意識を変えていく事ができます。
目の前の壁が、どんなに高くても、どんなに時間がかかったとしても、
自分なりのペースで1歩ずつ進めばいいわけです。
誰かと比較するから、自分が弱く感じる。
周りの目や意見を気にするぐらいなら、自分らしく1歩を踏み出した方が100倍マシだと私は考えています。
何か困難にぶつかった時、まずは自分なりの「1歩」を踏み出すことに挑戦してみてください。その積み重ねがいつのまにか、自分を大きく成長させてくれると思います。
さて、今日も昨日の自分より1歩だけ成長できる日にしましょう♪
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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