「コンサルタント=優秀」は大間違い
「初めまして○○コンサルタントの○○と申します」
こう言われると確かに聞こえは良いですよね。
確かにコンサルタントの中には本当に優秀な方は多くいらっしゃいます。
独立系ではありますが、コンサルティングファームの在籍経験がある私が見てきた景色で言うと、事業会社にもコンサルタント以上の能力の方は大勢います。
自論を述べるとフランチャイズにおけるスーパーバイザーは、ポジションこそコンサルタントよりではありますが、最終的には「人対人」の高いスキルが求められます。
さらに深堀すると「心と心」の勝負とも言えるかもしれません。
私がお会いして来た大手コンサルティングファームの皆さんは、ITリテラシー、数字分析、プレゼンテーション、提案力、企画力など、それはもう優れた方がほとんどでした。
ただし、意外なことに「人間力」を兼ね備えた人はごく僅かであることに気付きました。
それは日々、自分のタスクをコミットすることだけに執着している反動かもしれません。時には期日内にコミットする為に、辛辣な言葉も使い、あぶない橋を渡ることもある訳です。
すると何が起きるか?
プロジェクト期間中、もしくは終了後に、色々な問題が起き始めて「炎上」する訳です。
某メガバンクのシステム不良もまさにコレです。
少し話が逸れましたが、スーパーバイザーは与えられたタスクを完了することはもちろんですが、その「完了の仕方」もしくは「完了に至るプロセス」が非常に大切です。
加盟店オーナーに徹底的に寄り添い、永続的に支援していく必要があります。
違う言い方をすれば、オーナーの「心のよりどころ」になってあげる必要があるのです。
そういう関係を築くことで、初めてお互いの胸の内をオープンにすることができます。
言いにくいことも、遠慮せず意見交換を行うことで、本部・加盟店が一緒に成長していくビジョンが描けます。
状況によっては、スーパーバイザーから厳しい言葉を投げかける必要もあるでしょう。
それは他でもない、加盟店に「自走」をしてもらう必要があるからです。
もしこの記事をご覧の加盟店オーナーがいらっしゃるなら
「このSVは本気で付き合える人材なのか?」
そういった視点でコミュニケーションを取られることをお勧めいたします。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう。
ではでは。
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