人に何かを伝える時、実は「ストーリーとして語る」と非常に効果があります。
なぜなら、起承転結のあるストーリーには人の感情を大きく揺さぶる力を秘めているからです。
ビジネスにおいても、相手の感情に訴えることは物事を大きく進展させます。
効果的に用いる事でパフォーマンスが上がる事は言うまでもありません。
自分が身を置くフランチャイズ業界で言えば、「加盟候補者」が加盟を意思決定するか否か、もしくは既存オーナーが追加加盟をするかしないか、こんな場面が近しいかと思います。
当然、担当をしているスーパーバイザーは、良い環境であるのであれば背中を押してあげなければいけません。ただし、相手の心に響くように伝えてあげることが必要です。
近年は「ロジカルシンキング」というワードが流行しています。
物事を構造化することで、その全貌を把握し、具体的にかみ砕いていきます。
ただし、いわゆる“ロジック”や“データ”だけでは人は動きません。
人が動く時、アクションを起こそうとするときは「感情」に変化が生まれる事が必要だからです。
例え話を少しご紹介したいと思います。
イソップ寓話である「3人のレンガ職人」をご存じでしょうか?
この3人はそれぞれ、全く同じ「仕事」をしているのに、自分の意識次第でこんなにも違った働き方、モチベーションになるのです。
もし、皆さんが「仕事を頼む側」の立場だとしたら、誰に仕事を依頼するでしょうか?
ビジネスにおいて、「ストーリー」を作ると言うのは、まさにこの3人目の言っている「大聖堂」をイメージすることに直結します。
ユーザー目線で考えてみた場合、話し手がどんな「ストーリー」持って話をしてくるのか、
全くノープランなのか、もしくはびっくりするようなドラマを用意してくるのか。
これだけで、結果が180度変わったものになります。
良く親が子供に向かって頭ごなしに「勉強しなさい!」という場面ありますよね?
「3人のレンガ職人」にから学べば、この発言に全く効果がないことは言うまでもありませんよね。
経営者であれば、組織全体を動かすために。
管理職であれば、チームメンバーを動かす為に。
現場の最前線であれば、カウンターになる人を動かす為に。
それぞれ、視点は違えどアプローチしなければいけないのは「感情を動かす」ことです。
ストーリー仕立ての対話力。
これが自分の物になったとき、何か道が開けそうなイメージが沸きますね。
みなさんもぜひお試しください♪
ではでは。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。
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