副社長のブログ

株式会社フリグマ取締役副社長。サービス系事業会社/独立系コンサルティングファームの経験を活かし加盟店の経営課題解決へ向けた支援を行っています。 ブログではビジネスコラムを中心にフランチャイズに関する内容を書いていきます。 バスケ好き。Twitterでは有益なビジネス書籍を1スライド図解で紹介中。

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【本当?】“フランチャイズ”と“ブラック”

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フランチャイズに関する記事を見ていると「ブラック」というキーワードをしばしば見かけます。

 

結論からすれば「経営者次第」といったところなんですが(^^;

 

何を持ってブラックとするかは、人それぞれだと思いますが、自分の見てきている景色からもいくつか注意点というか、心構え的な要素で認識しておく必要がある点があります。

今回はその点について3つほど書いておこうと思います。

 

それでは早速。

 

・休みが少ない

・従業員管理が大変

・経営者がそもそも他人まかせである

 

・休みが少ない

これは参入する業界や物件の契約内容にもよりますが、1オーナーとして身をいれて運営する場合、必然と休みが少なるケースが多いです。

例えば大型施設内でインショップで運営する場合、店休日というのは他テナントとのバランスを取る必要があります。

年中無休を方針としている場合、当然、休みが取りずらくなる訳です。

施設担当者への交渉により、特例が認められるケースもありますが、ほとんどは認められないでしょう。オーナーが身を入れずに、人を雇用して運営する場合もこの点は考慮しておかなければいけない点です。

 

・従業員管理が大変

これはフランチャイズに限ったことではないですが、欠員が出た時は当然、補填をしなければいけません。最悪、臨時休業となり家主さんへ迷惑をかけることになりかねません。

現代は労務管理が非常に厳しく見られていますので、勤務時間や休日、有給、残業など、

それぞれにおいて細かく管理する必要があります。

また、オーナーが身をいれない場合は、現場とのコミュニケーションが希薄になることから、現場との距離が離れ、従業員トラブルになるケースもしばしば見られます。

売上は「人」が作り上げる以上、人材管理、マネジメントは細かく行う必要があります。

 

・経営者がそもそも他人まかせである

フランチャイズパッケージというのは、一見すると“儲かる”ビジネスに見えがちですが、

実際は泥臭い業務が多いのが正直なところです。

ここを認識せず、“誰か”に依存した運営をしていると、すぐに経営が傾いてきます。

経営者が自分の店舗に愛着をもってこそ、“生もの”である店舗は開花していきます。

不思議ですが、これが現実です。

 

私が見てきている限り、“自ら考えられない”経営者であった場合、その成功率は恐ろしいほど低いのが実情です。

 

反対に良い時も、苦しい時も思考を止めず、検証を繰り返すタイプの経営者であった場合は自らの力で店舗を安定させていくことができるでしょう。

 

フランチャイズパッケージというのは、その良いところを利用できる変わりに、

“努力”をしなければいけない点が多くあります。

数多くのフランチャイズがある現代において、正しい知識を正しく得て、正しく判断していくことが成功への近道になるでしょう。

 

ではでは。

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株式会社フリグマ(Flegma,Inc.)取締役副社長
横川 哲士(tetusji yokokawa)

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